帰化申請は本人がすべて行うのであれば、大使館、市役所、法務局などで掛かる手数料、交通費、郵送費などが掛かります。
しかし、本人ではなく行政書士などにご依頼する場合は、さらに費用として報酬が掛かります。現在の報酬は事務所ごとに自由に設定できるので、報酬は決まっていませんが、おおよそ10万円~18万円くらいです。
こうやって見ると、報酬の値段は結構差があると思われるのではないでしょうか。報酬は安いほうがよいと思いますが、注意してほしいのは、安いことに何か理由がある場合があります。
費用の安さだけで行政書士を選ぶと後悔することも
例えば、「なかなか仕事をしてくれない」「やってくれる仕事量が少ない」「仕事が適当」などがあります。世の中にあるどのような商品でもそうですが、基本的に安ければ安いなりの理由があります。
しかし、たまに安くても質がよい商品があることも事実です。では逆に高ければよいかというとそうとも言い切れません。
さきほども述べたように報酬は自由に設定することができます。つまり、仕事はちゃんとしてくれないが料金は高いことがあるのです。
依頼する場合はこれらを見定めて行わないと後で後悔することがあるので注意してください。そのためにはできる限りいろいろな方にご相談して、「費用は安くて質がよい人」を本人が見定める必要があるのではないでしょうか。
なお、報酬等を含めた費用についてですが、ご相談したときに必ず聞いてください。後になってトラブルになるケースがあるためです。
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